[世田谷パブリックシアター フィーチャード・シアター2024]
贅沢貧乏『おわるのをまっている』
2024年12月7日(土)〜15日(日)@シアタートラム
作・演出:山田由梨
出演:綾乃 彩 薬丸 翔/大竹このみ 田島ゆみか 青山祥子 武井琴/銀粉蝶
<公演情報>
12月7日(土)14:00
12月8日(日)14:00🎤
12月9日(月)19:00🎤
12月10日(火)休演日
12月11日(水)14:00
12月12日(木)14:00📸/19:00📸
12月13日(金)19:00
12月14日(土)14:00🍵/19:00
12月15日(日)14:00
※開場は開演の30分前より
🎤…アフタートークあり。開催回のチケットをお持ちの方がご参加いただけます。
トークゲスト(敬称略):8日(日)14:00:haru.(クリエイティブディレクター)、伊藤紺(歌人)
9日(月)19:00:白井晃(世田谷パブリックシアター芸術監督)
📸…収録のため客席内にカメラが入ります
🍵…終演後、贅沢貧乏劇団員とお客様による感想おしゃべり回あり。別途参加費¥1,000要(高校生以下無料)。定員:20名程度。所要時間:約45分。
お申し込みはこちらのフォームより
※観劇をご検討されている方へ※
本作品には、うつ病に関する描写がございます。フラッシュバック等のご不安がある方には、戯曲データを事前にお送りいたします。ご希望のお客さまはお問い合わせください。
また観劇にご不安がある方、途中退席しやすい通路側のお席を希望される方、そのほか、必要なサポートがある方はzeitaku.binbou@gmail.comまでご相談ください。可能な限りスタッフがサポート・お手伝いいたします。
<チケット料金>
●全席指定席・税込
一般:¥4,500/29歳以下:¥3,500/18歳以下:¥1,000/障害者割引:¥3,000/応援チケット:¥10,000
※29歳以下・18歳以下は枚数限定。当日要身分証明書。
※障害者割引は障害者手帳の当日提示要。介助者1名無料。
※劇場友の会、せたがやアーツカード割引あり。前売のみ取扱。
※当日券は残席のある限り前売と同価格にて販売いたします。
※未就学児は入場いただけません(託児あり)
※応援チケットは贅沢貧乏の活動を支援していただけるチケットです。一般料金との差額分は、活動の継続のために大切に使用させていただきます。
●発売日:
劇団先行[Live Pocket] 9月29日(日)10:00〜
一般発売 10月6日(日)10:00〜
※劇場友の会、せたがやアーツカード先行あり。詳細は劇場WEBサイトをご確認ください。
●チケット取扱
LivePocket[電子チケット・要事前登録]
URL:https://t.livepocket.jp/t/zeitakubinbou202412
※障害者割引取り扱いなし ※クレジット決済のみ。
世田谷パブリックシアターチケットセンター
03-5432-1515(電話・窓口 10:00~19:00 ※発売初日は電話のみ)
https://setagaya-pt.jp/stage/20980/(要事前登録・24時間受付)
※障害者割引をご利用の方で窓口・電話でのご予約が難しい方は、zeitaku.binbou@gmail.comまでお問い合わせください。
●託児サービスのご案内[定員あり・要予約 ※ご希望日の3日前の正午まで]
料金:2,200円
対象:生後6ヶ月以上9歳未満(障がいのあるお子様についてはご相談ください)
申込:世田谷パブリックシアター Tel. 03-5432-1526
●車椅子スペースのご案内[定員あり・要予約・先着順]
料金:一般料金より10%割引(付添者は1名まで無料)
申込:世田谷パブリックシアターチケットセンター Tel. 03-5432-1515
●鑑賞サポート
本公演では各鑑賞サポートを実施します。詳細・お申し込み方法はこちらからご確認ください。
<会場>
シアタートラム
〒154-0004 世田谷区太子堂 4-1-1 TEL:03-5432-1526
三軒茶屋駅[東急田園都市線 (渋谷より 2駅・5分)・世田谷線]より直結
<あらすじ>
派遣社員のマリ(綾乃彩)は、会社員のヨウ(薬丸翔)と共に暮らしている。マリは現在鬱(うつ)状態にあり、休職中。
そんな中、ヨウが1ヶ月ほど海外出張へ行くことが決まる。気分転換にもなるし鬱もよくなるかもしれないからとヨウに誘われ、マリは一緒に行くことにする。
しかし、滞在先のホテルは少しおかしなホテルだった。隣室には猫を探し続けている女(銀粉蝶)や、掃除をしても綺麗にならない掃除係、記憶にない昔の友人が現れる。マリはそんなものたちに煩わされながら、部屋にぽっかりとあいた穴に気づき──。
<出演者コメント>
綾乃彩
「初めましての贅沢貧乏。でもそうは思えない運命のような出逢いを山田由梨さんをはじめ劇団員の皆さん、今回の作品、役に感じております。贅沢貧乏5年ぶりの新作公演、私にとっても5年ぶりの舞台になります。初の試みの「贅沢貧乏の稽古場をひらく会」もありますので、演劇を創っていく過程からご観劇頂く皆さまとも一緒に楽しむことができたらと思います。」
プロフィール:
1989年、埼玉県生まれ。舞台「エロビアンナイト」(犬と串)にて「佐藤佐吉賞 最優秀助演女優賞」を受賞。近年の出演作品はドラマ「深夜食堂」(Netflix)、「荒ぶる季節の乙女どもよ。」(MBS)、「先生のおとりよせ」(TX)、「美しい彼(シーズン2)」 (MBS)、「婚活食堂」(BS-TX)、「4月の東京は…」(MBS)、「虎に翼」(NHK)など。映画では『劇場版 美しい彼〜eternal〜』(酒井麻衣監督)、『二十才の夜』(平田雄己監督)、『走れない人の走り方』(蘇鈺淳監督)などがある。
薬丸翔
「贅沢貧乏の皆さんは僕と世代が同じということもあり、同世代の人たちとの創作というものに強く魅力を感じました。実際にお会いした時に、山田さん含め、皆さんとは共通言語が多い気がして、一緒にモノづくりをさせてもらうことへの好奇心を掻き立てられました。贅沢貧乏の作品の一端を担えるように気を引き締めて稽古に臨もうと思っています。」
プロフィール:
1990年生まれ。2006年映画『炬燵猫』でデビュー。以降舞台、映画、ドラマ、ナレーションなど活動の幅を広げている。近年の出演作に舞台『ボイラーマン』(24)、『さいごの1つ前』(23・22)、『ひび割れの鼓動』(21)、『外の道』(22・21)、『獣の柱』(19)、映画『PLAY!~勝つとか負けるとかは、どーでもよくて~』(24)、『渇水』(23)、『聖地X』(21)などがある。23年よりホワイエPodcast内で『薬丸翔の考えすぎる人』を定期配信中(毎週火曜更新)
銀粉蝶
「どんなステージになるでしょう?ワクワクしてます!」
プロフィール:
1980年初頭、劇作家・演出家の生田萬と共に劇団『ブリキの自発団』を創立。数多くの舞台・TVドラマ・映画に出演。2010年、第18回読売演劇大賞 優秀女優賞受賞。近年の主な作品に、舞台『贋作 桜の森の満開の下』(演出:野田秀樹)、『世界は笑う』(演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、『ねじまき鳥クロニクル』(演出:インバル・ピント)、『A Monster Calls』(演出:サリー・クックソン)、【映画】『違国日記』(監督:瀬田なつき)、『あのこは貴族』(監督:岨手由貴子)、【ドラマ】『わろてんか』(NHK)など多数。
大竹このみ
「贅沢貧乏5年ぶりの新作公演です。心待ちにしてくださっていた皆さま、ありがとうございます。我々もまた、この時を心待ちにしていました。キャストのみなさんも揃いまして、楽しみでずっと興奮しております。
7月から「贅沢貧乏の稽古場をひらく会」という新たな試みも始まり、公演に向けていろんな方々からパワーを頂き(感謝です!)、それを一緒に楽しんでくれるお客さまがいることが、本当に嬉しいです!とんでもなく面白い世界をお届けしたいと思っています。」
プロフィール:
埼玉県大宮出身。桜美林大学卒業。2015年にこまばアゴラ演劇学校無隣館2期生として2年間所属。舞台のほかCM・テレビドラマなど活動の幅を広げている。贅沢貧乏には2014年 『東京の下』で初参加。以降ほとんどの作品に参加し、2016年より劇団員となる。
田島ゆみか
「新作のテーマになる「不調」は、自分にも思い当たる節があります。体調の良し悪しはもちろん、全然気分が上がらない日もあって、今日は体調も気分もいいぞ!なんて日は結構少ない気がします。生活や気持ちが日々変わり続ける中で、贅沢貧乏のメンバーも、参加してくださる客演・スタッフの皆さんも、お客さんも、誰も無理することなく、傷つくことなく、最高に面白い舞台を作り、届けることを目指したいです。」
プロフィール:
静岡県出身。12歳で演劇に出会い、以降、映画・ドラマ・舞台で経験を積む。現在は子育てをしながら活動を続けている。私生活の経験を活かし、P&G「トイレのファブリーズ」や、ベネッセ「子どもチャレンジ」の広告など主婦や母親役を演じることも多い。主な出演舞台は、『羊と兵隊』(演出:岩松了)、ナイロン100℃『百年の秘密』(演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)、『真田十勇士』(演出:堤幸彦)など。 贅沢貧乏には2015年『ヘイセイ・アパートメント』で初参加、2017年より劇団員となる。
青山祥子
「今年の初めに由梨さんから今回の新作のタイトル案をいくつか聞かせてもらったことがあった。まだ脚本の全体像もわからない時期に聞いたタイトル案の1つに鳥肌が立った。これだ!これしかない!という衝撃が走った。
今回ご出演いただくキャストのみなさんとの出会いにも同じような衝撃が走ったし、他にも導かれたとしか思えないような出会いや出来事がいくつも重なっている。今回の贅沢貧乏の公演もすごいことになると思う。どうか劇場に確かめに来てほしい。」
プロフィール:
長崎県平戸市出身。2010年から4年間大人計画の研究生として松尾スズキ氏に師事。これまで玉田企画、ほりぶん、桃尻犬、鵺的、画餅など多くの団体に出演している。また、近年ではNHK総合の特撮ドラマ「超速パラヒーロー ガンディーン」をはじめとしたドラマや、TV-CMへの出演など、映像作品にも活動の幅を広げてる。贅沢貧乏には2015年『みんなよるがこわい』で初参加。2020年より劇団員となる。
武井琴
「由梨さんと大学時代に出会った時からは、社会の流れや身の周りの状況は大きく変わってきました。それでもこうして一緒に創作に向き合い、分野を超えて面白いことを共感し合える幸せを噛みしめています。大好きな劇団員や素敵なキャストスタッフの皆様とご一緒できる贅沢な時間を私も全力で楽しみたいと思います。」
プロフィール:
神奈川県出身。幼少よりクラシックバレエをはじめ、立教大学在学中よりテーマパークのパフォーマーとして活動。NPO法人ダンスボックス主催「国内ダンス留学@神戸5期」修了後、ダンサー・コマ撮り映像作家として創作活動を開始。様々な地域での芸術祭やアーティストインレジデンスに参加しながら作品を発表している。これまでに裏・贅沢貧乏『れんしゅう』(2018)に出演。近年では森下真樹や中村蓉による演出・振付作品に携わっている。
山田由梨(作・演出)
こんにちは。贅沢貧乏の山田由梨です。今年の12月に、とても久々に新作公演をやります。
海外での再演公演などはしていたものの、実に5年ぶりの新作となります。
殊更に5年ぶりとか強調したいわけではないんですけど(それくらい結構すぐ経つし、コロナも色んなこともあった)でも久々であることに変わりはなく、少々の緊張と、たのしみなきもちと、新たな気持ちでやるぞ、という気持ちと、なつかしい気持ちがあります。
今回やる公演では、自分の季節性のくりかえすウツの経験を元に、コミカルで不思議な、ウツコメディとでも言いましょうか…とにかく不調という現象を書いてみたいと思ってます。不調の人もみれるやさしい公演を目指します。なぜなら私も不調の可能性があるから。不調の人も、過去に不調だった人も、今後不調になりそうな人もみにきて下さると幸いです。
プロフィール:
1992年東京生まれ。立教大学在学中に「贅沢貧乏」を旗揚げ。俳優として映画・ドラマ・CMへ出演するほか、小説執筆、ドラマ脚本・監督も手がける。贅沢貧乏『フィクション・シティー』(17年)、『ミクスチュア』(19年)で岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。セゾン文化財団セゾンフェローI。
主な担当ドラマにNHK夜ドラ「作りたい女と食べたい女」脚本、ABEMA「17.3 about a sex」脚本、WOWOW「にんげんこわい」シリーズ脚本・監督など。
贅沢貧乏
2012年旗揚げ、東京を拠点とする劇団。山田由梨が全作品の作・演出を務め、俳優の大竹このみ・田島ゆみか・青山祥子、制作の堀朝美の5名が所属。舞台と客席、現実と異世界、正常と狂気の境界線をシームレスに行き来しながら、現代の日本社会が抱える問題を奔放な想像力と多彩な手法でポップに浮かび上がらせる作風を特徴とする。2014年より一軒家やアパートを長期的に借りて創作・上演する「家プロジェクト」の活動を展開。『フィクション・シティー』(2017年)、『ミクスチュア』(2019年)で岸田國士戯曲賞にノミネート。『みんなよるがこわい』(2015年初演)の中国版が中国全土を巡回、『わかろうとはおもっているけど』(2019年初演)が2022年フェスティバル・ドートンヌ公式プログラムとしてパリで上演されるなど国内外で活動の幅を広げている。https://zeitakubinbou.com/
<STAFF>
音楽:金光佑実 美術:中村友美 衣裳:臼井梨恵 振付:武井琴
照明:吉田一弥 音響:星野大輔 プロジェクション:岸本智也 ヘアメイク:山口恵理子
稽古進行:中村未希 舞台監督:湯山千景 舞台写真:前澤秀登 収録:須藤崇規
宣伝イラスト:白村玲子 宣伝デザイン:渡部沙織 票券:大蔵麻月
プロデューサー:堀朝美 企画制作:贅沢貧乏
主催:贅沢貧乏/株式会社ation
提携:公益財団法人せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター 後援:世田谷区
助成:公益財団法人セゾン文化財団 芸術文化振興基金
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京[東京芸術文化創造発信助成/東京芸術文化鑑賞サポート助成]
美術協力:繊維リサイクルボード PANECO®
※本事業の鑑賞サポートは、誰もが芸術文化に触れることだできる社会の実現に向けて、「東京文化戦略2030」の取組「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環としてアーツカウンシル東京が助成しています。
<お問い合わせ>
贅沢貧乏 zeitaku.binbou@gmail.com/050-5243-4685(平日10:00〜18:00)
<関連ページ>
贅沢貧乏の稽古場をひらく会(7〜12月):詳細はこちら🎪
贅沢貧乏過去作品上映会(9月25〜26日@早稲田小劇場どらま館:詳細はこちら🎞️
<世田谷パブリックシアター フィーチャード・シアターとは>
時代の変化とともに表現のあり方も変化する中、劇場が新たな才能と出会うために、芸術監督の推薦するアーティストやカンパニーを招聘し、公演をサポートするものです。