贅沢貧乏『わかろうとはおもっているけど』
作・演出:山田由梨
出演:島田桃子 山本雅幸 田島ゆみか 大竹このみ 青山祥子
“よりよく生きるために、女は男を食べるかもしれない。すいません、いただきます。”
最近、人間の男と女について考えている。
人間はいつの間にか動物からかなり遠い存在になってしまった。
そしてもうそれは逆戻りすることはないと思う。
動物界では、オスとメスは”平等”なのだろうか。
人間界における、男女の”平等”とはなんなのか。
同じ権利を持つこと?
ちょっと待って、”平等”について考える前に、
男女は思っているよりももっと違う生き物なのかもしれない。
じゃあ、違う生き物同士は対話をしてわかりあえるのだろうか。
人間とサイは分かり合えそうか?
それはそうと、カマキリのメスは交尾中にオスを食べて栄養にするらしい。
そこに対話はありそうだろうか。
「僕を食べて、丈夫な子供を育てておくれ。」
「栄養にするから、食べていい?」
いやいやいや、戦争になるかも。戦争はしたくないなあ。
公演日程:
【YOKOHAMA】[TPAM2019 フリンジ参加作品]
2月13日(水)21:30
2月14日(木)21:30
2月15日(金)18:30/ 21:30
2月16日(土)14:30/ 17:30
2月17日(日)14:30/ 17:30
*受付開始・開場は開演の15分前
*英語字幕付き
会場:BUKATSUDO HALL
横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ B1階
アクセス:みなとみらい駅徒歩3分、桜木町駅徒歩5分
チケット[全席自由席・前売当日一律]
一般 ¥3,000
U25 ¥2,500(要証明書)
TPAM特典 ¥2,500
【TOKYO】
2月27日(水)20:00
2月28日(木)20:00
3月1日(金)15:00/ 20:00
3月2日(土)14:00/ 18:00
3月3日(日)14:00/ 18:00
*受付開始・開場は開演の30分前
*毎公演終演後、主宰・山田由梨とゲストによるアフタートークあり!
[トークゲスト(敬称略)]
2月27日(水)20:00 小川たまか(ライター)
2月28日(木)20:00 清田隆之(文筆業/桃山商事代表)
3月1日(金)15:00 トミヤマユキコ(ライター/早稲田大助教)
3月1日(金)20:00 haru.(HIGH(er)magazine 編集長)[司会:野村由芽(sheis)]
3月2日(土)14:00 伊藤紺(ライター・歌人)
3月2日(土)18:00 あっこゴリラ(ラッパー)
3月3日(日)14:00 池田亮(脚本家・劇作家・美術家)
3月3日(日)18:00 清原惟(映画監督)
チケット[全席自由席・前売当日一律]
一般 ¥3,500+1ドリンク¥500
U25 ¥3,000(要証明書)+1ドリンク¥500
会場:VACANT
東京都渋谷区神宮前3-20-13
アクセス:原宿駅徒歩8分、表参道駅A2出口徒歩8分、明治神宮前5番出口徒歩5分
上演時間:約70分(予定)
予約:12月15日(土)10:00〜Livepocketにて取扱
http://t.livepocket.jp/t/zeitakubinbou_wakaomo
贅沢貧乏とは:
2012年旗揚げ。山田由梨(劇作家・演出家・俳優)主宰。
舞台と客席、現実と異世界、正常と狂気の境界線をシームレスに行き来しながら、現代の日本社会が抱える問題をポップに、かろやかに浮かび上がらせる作風を特徴とする。
2014年より一軒家やアパートを長期的に借りて創作・稽古・上演を実施する「家プロジェクト(uchi-project)」の活動を展開。一軒家を丸ごと使った観客移動型の群像劇『ヘイセイ・アパートメント』や、アパートの一室で3ヶ月間に及ぶロングラン上演を実施するなど、既存の上演体制にこだわらない、柔軟で実験的試みを行なう。2017年には『フィクション・シティー』で史上最年少にて芸劇eyes単独公演を行い、同作が第62回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネートされる。同年、『みんなよるがこわい』中国ツアー(杭州・南京・武漢)を実施、2018年には中国人俳優とともに中国版『みんなよるがこわい』を創作するなど、国内外で活動の幅を広げている。
翻訳:クリス・グレゴリー アートディレクション:鈴木友唯
音楽・音響:金光佑実 衣装:山口大樹
ヘアメイク:藤本希 美術助手:櫻井南
舞台監督:河村竜也 舞台監督補:陳彦君
プロジェクション:岸本智也 照明協力:中山奈美 制作:堀朝美
協力:アプレ、アミューズ、スカイ不動産、青年団、レトル、六尺堂、ロロ、DRAWING AND MANUAL、VACANT
企画製作・主催:(社)贅沢貧乏