美術　渡辺瑞帆

今回、一軒家を使用した家プロジェクト「タイセキ」で意匠設計を担当した渡辺瑞帆がメンバー加入することになりました。
彼女とは高校の同級生で、大学にあがってからそれぞれ違う道に進んでいたのですが今回のこの企画で声をかけ、４年ぶりに話し、出会い直したような形になりました。
建築学科に通っている彼女は、「美術」という枠組みにとらわれず、ストーリーや作品の深いところまで考え、共に話し合い、美術・空間と作品がよく相互作用するように組み立てます。
家プロジェクト「タイセキ」に大きく貢献してくれました。贅沢貧乏は、演劇界にあまり普段は関わっていない技術メンバーがほとんどです。だからこそ、既成概念にとらわれない作品を創れると思っています。
そんな贅沢貧乏に、また新たな風が吹き込みました。今後の贅沢貧乏にご期待ください。

主宰　山田由梨

はじめまして、このたび贅沢貧乏に加入することになりました渡辺瑞帆と申します。早稲田大学の修士課程で建築を学んでいます。
主宰の山田とは高校の同級生で、「アンダー・ザマク」、「マチト・トリップ」を客席で観て、久々に話したいね～となっていろんな事を話していたら、「タイセキ」が出来上がっていました。
普通に役割でいうと”美術担当”となるかもしれませんが、美術とは舞台美術に限らず、コンセプトやストーリー、演出にも関わってくることです。むしろ、作品全体のことです。そして、演劇というよりかは建築として、意匠として、今回やっていました。
これから、どんどん引き寄せて、演劇を超えた、とらわれないものを一緒に生み出していけたらよいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

美術　渡辺瑞帆