こんばんは。
大晦日ですね。
山田ですよ。
なにを書いていいのか分からないけど、
こんな機会なので今年を振り返っておいたほうがいいなと思ったのと、
贅沢貧乏を支えてくださったみなさまや、わたしたちの劇場(家)に足を運んでくださったみなさまにお礼を伝えなければと思って、
暗い部屋でパソコンに向かい始めました。
手帳を2015年用に新しくしようと思って、先日新しいものを買いました。
それで、2014年手帳をぱらぱら見ていたら、
大学の授業のノートがとってあったりして
ああ、わたし今年のはじめはまだ大学生だったんじゃないか、と思いました。
その授業ノートの横に、「家プロジェクト」という文字のスケッチがたくさん書いてあって。
全然授業聞いてなかったんじゃないかこいつは!って思うとともに
授業中静かに、壮大な家プロジェクトを頭の中思い描いてわくわくしていたことが懐かしくなりました。
本当に去年の末今頃に家でやりたいって言い始めて、こういうことやりたいんだってメンバーにいって、
家探し始めて、というあの時間があって、
それでたくさんの人に出会えたんだなあと思うと。
なんか感慨深いです。はい。
そして
2014年7月「タイセキ」
2014年8月「タイセキ」追加公演
2014年11月「東京の下」
2014年12月「東京の下」追加公演
作品については、それぞれの千秋楽のあとにブログ書いてると思うから(多分)ここでは書きませんが
お客さんも、ご近所の人も、これから一緒につくるひとも
この家を通して出会った人、近づくことができた人の多さに感動してしまいます。
後者に関してはやっぱり家という場所があったからだと思います。
劇場のロビーでは、あんなに親密になれなかったと思うので。
わたしとしては、ただのお客さん、作り手という感覚よりも、
一緒にあの場所で時間を共有したという感覚が強いです。
体験を共有していたという。
今年をふりかえるって、
みなさんどれくらいのことを覚えているのか分からないけど、
本当にわたし、色んなこと思い出せなくて、全然
ひとつひとつ思い出そうとすると、すごく遠くのほうであの時の映像が見えるんだけど、
またもっと遠くいいっちゃって鮮明には思い出せない。
そのことがすごくたまらなく悲しくなる時があるんですけど。
共有していた人たちがいることが救いだなと思います。
演劇っていう形にどうやっても残せないものをやっている上で
一緒に思い出せる人がいることがわたしにとって救いです。
今年、贅沢貧乏に出会ってくださった方がたくさんいて、
もしかしたら去年、ひょっとすると一昨年の夏から知っている人もいて、
でもそれが全てなので。
贅沢貧乏はまだ2年半しか経っていないので。
これからもみなさんと演劇のことをかんがえたり、楽しんだり、
演劇を通して自分についてとか世界についてとか考えたり
一緒にしていけたら、とても豊かな時間を過ごせるなあと思ってます。
また新しく出会っていけることも。
それが楽しみです。
今年の贅沢貧乏は、
1、2、3、4月演劇のワークショップ
5、6月は「タイセキ」の稽古、
7、8月は「タイセキ」の本番
8、9月は家演劇のワークショップ
10月は「東京の下」稽古
11、12月は「東京の下」本番
だったので、絶え間なくずっと演劇やってました。
もうちょっと演劇やりたいです。
演劇について考えなきゃけないことがあるので。
来年も、贅沢貧乏は作品を作ることが決まっています。
わたし自身もまだどうなるか分からないんだけど、たのしみにしていてください。
来年のこと、がんばります。
本当に、一年ありがとうございました。
来年も、贅沢貧乏をよろしくお願いします。
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